PIFF広場&チャガルチ市場8月19日(月) PIFF広場&チャガルチ市場 今回のツアーのメンバーは4人組が1組。 3人組が2組とペアが8組。 そして、NIJIを含むシングル組が3人である。 因みに、シングル組は男性のみとなった。 そして、合計29人で旅行という目的を同じくした俄か家族が出来上がった。 3人組が2組と紹介したが、1組は可愛い4歳の女の子を連れた3世代母子で参加していた。 つまり、女の子から見れば母と祖母になる。 後日、昌徳宮の観光の折に紹介したい。 そして、もう1組の3人組は夫婦が息子を連れての参加だったが、ご夫婦のご子息は肢体と言語に問題を抱えていた。 親御さんの年齢から察するに、ご子息の年齢は25歳~26歳といったところだろうか。 言葉は「マァ~マァ~マァ~、パァ~パァ~パァ~」とだけしか言えず、歩くことは勿論、食事や排泄も自分では出来ない。 平坦な道は車椅子を使うが、段差のあるコースでの歩行は困難を極め、両親が交代で背負いならが歩いた。 なので、階段などでは皆で助け合い、歩行が極めて困難な場所の観光は出口で待ってもらった。 時折、車内で奇声を発したりするが気にする人などは誰もいない。 だって、俄か仕立てとはいえ4日間は同じ釜のご飯を食べる家族だもんね。(^^)v この世に生を受けた以上、仮にどのような姿であれ、等しく人生を楽しむ権利を持っている。 「障がいは生きるのに多少の不便は伴うが、決して不幸ではない」とはNIJIの持論であるが、まさに此れを地で行くような爽やかな親子で、明るく楽しく旅を続けていた。 釜山空港を出たバスは釜山国際映画祭で有名なPIFF広場に向かった。 PIFF広場と呼ばれているが、このPIFFは「釜山国際映画祭(Pusan International Film Festival)の頭文字を取った名前だそうです。 自由時間となったので中に入ってみましょう。 この路面には世界中の映画監督の手形が地表に貼られている。 ガイドさんが「ビートたけしさんの手形もありますよ」と言っていたので探してみた。 そうそう、彼は既に世界の監督なのである。 ストリートの様子を紹介しましょう。 道の両端で色々な物が売られている。 急にトイレに行きたくなった。 辺りを探したが、らしきものは見当たらない。 困った時のジェスチャー頼み。 身振り手振りでトイレの場所を教えてもらう。 あのぉ~、小の方ですよ~。(/ω\) この時のジェスチャーを想像してみてください。 とても女の人には聞けません。(^◇^) どうやら、マクドナルドの中にあるらしい。 助かった!(*^^)v どれくらいの値段で何が売られているのか調べてみた。 その1つとして、これはウインドーに貼られたバーガーの写真と値段である。 2,000ウオンとあり、日本円で約180円位にあたるのだが、この値段は安い or 高い? トイレは地下に有るので向かったのだが、レジの横を通り掛かると会計をする老若男女が入り乱れて列を作っていた。 日本企業は韓国でも盤石である。 用を済ませて外に出ると、眼前に大きなDVD屋さんが目に入った。 相当数のDVDを取り扱っているようだ。 反対側に目を移すと映画館である。 女性のカップルがチケットを買おうとしている。 今日の映画は何だろう。 次は、PIFF広場から歩いても行けるチャガルチ市場に移動した。 「トラワヨ プサンハンエ⇒釜山港に帰れ」と、歌に歌われた釜山港に隣接している。 つばき咲く春なのに あなたは帰らない たたずむ釜山港に 涙の雨が降る あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンエ 逢いたい あなた 確か、渥美二郎や台湾出身でアジアの歌姫と呼ばれながら、謎の死を遂げたテレサ・テンが歌っていた歌である。 韓国では、チョー・ヨンピルが歌ってヒットした。 その釜山港は穏やかに晴れ渡っていた。 韓国最大の魚市場であるジャガルチは、韓国戦争の後、戦争で夫を亡くした女性達が南浦洞の路上で魚を売ったのが始まりであると言われている。 今は新東亜市場、干物市場と並んで釜山を代表する水産市場になっている。 ジャガルチ市場は、ジャガルチアチメと呼ばれるジャガルチ市場で商売しているおばちゃん達の活気に満ちた声や、ピチピチという魚の跳ねる音で何時も賑わっている。 埠頭には水揚げされたばかりの魚が買える所もあり、魚屋さんでは新鮮な鯛やひらめ、イカやタコなどを、その場で食べさせてくれる。 見た事もない魚が並んでいたり、海産物の数量は他に類を見ない。 場内は勿論、場外と路上に売り場が溢れていた。 それでは中を覘いてみよう。 見ているだけで、お腹が一杯になってしまった。 夕食は市内のレストランで摂る事になっている。 確か、「サンバブ」だと言っていた。 サムとは韓国語で包むという意味で、パプとはご飯のことである。 エゴマやキャベツをはじめとする新鮮な葉野菜を使って、ご飯やおかずを包んで食べるのがサムパプである。 韓国では焼肉もサンチュで包んで食べるのは良く知られているが、サムパプはご飯や肉、魚まで一緒に葉に包んで食べます。 但し、NIJIは魚は包まなかった。 だって、骨っぽくて包んでガブリなんて出来ない。 骨で口の中を切ってしまう。(^^♪ NIJIJたちのツアー客で、一気に熱気に溢れる店内だが、これはレストランとは言わない。(^◇^) 夕食を終わし、釜山駅を横目にしながら慶州の宿泊ホテルに向かった。 今夜は機内で飲めなかったマッコリを寝酒にしたいと思っている。 まぁ、仮に機内で飲んでも、結局はホテルでも飲むんだけどね。(^◇^) 宿泊ホテルの近くにコンビニがあるのだ。 アルコール度数が6%で、内容量は750ml。 このマッコリと、アサヒのスパードライが目に入ったので500mlを2本調達した。 明日は慶州市内のレストランで朝食を摂ってから、そのまま観光に入る。 普通、朝食は宿泊ホテルのバイキングなどが多いのだが、今回のツアーは全てホテル外のレストランとなっている。 続いて 世界遺産を見学1(AM) にお進みください。 |